あなたの肩こりの原因は◯◯にあるかもしれない!
札幌円山パーソナルトレーニング・コンディショニングジムFORHの森田です。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
突然ですが問題です!
あなたの呼吸は1日何回していると思いますか?
1)1,000回
2)5,000回
3)10,000回
4)20,000回
答えは約24,000回です。すみません!正解ありませんでした。以外に呼吸しているのだなーって思って欲しくて。つい欲張ってしまいました。
そうなんです。ヒトは1日これだけの呼吸を無意識でしています。だとすると、もしこの呼吸が正しくできていないく問題があったらカラダはどうなると思いますか??
よくお客様の中に腹式呼吸ではなく胸や肩で呼吸をする方を見かけます。これは正に呼吸が正しく行えていない証拠です。
胸や肩が上がってくる必要はないのに無意識で上がってきてしまう、そうすると肩や胸、首の周りの筋肉が過剰に動いてしまうので肩こりになったり姿勢が悪くなります。
実は肩こりの原因がこの呼吸にあったかもしれないのです。
そこで、FORHではコンディショニングの一つに「呼吸エクササイズ」を必ず入れます。
呼吸をするときに使われるメインの筋肉が横隔膜です。息を吸うと横隔膜が下がり肺に空気が入り込む仕組みになっています。
まず仰向けになって、膝を立てた状態で鼻から息を吸います。その際、お腹が360度全方向に膨らむイメージを持って5秒間息を吸い、5秒かけて息を吐きます。
その後、慣れてきたら5秒かけて吸い、10秒かけて息を吐きます。その後時間を少しずつ長くしていくわけですが、やってみるとわかります。10秒かけて息を吸ったり吐いたりのコントロールが意外にも難しかったりします。
最終的には15秒で吸って30秒で息を吐くところまで行きますがここまでできて腹圧がしっかり高まって入れば呼吸の達人でしょう。ストレスがかかっている時、緊張している時などにも大変効果的です。
寝る前に呼吸の練習をするとそのままぐっすり眠ることができますので不眠症や仕事の疲れが溜まっている方にもおすすめです。
また、横隔膜が下に引き下がれば同時に内臓たちも代謝が上がり、消化機能、免疫機能も向上します。代謝が上がれば脂肪燃焼にも繋がりますしお腹周りが動くので内臓脂肪も減っていくと考えます。お腹をへこませるのではなく膨らませて内臓に動きを出してあげることが大切です。
日々の呼吸を変えることで思わぬカラダの変化があるかもしれません。これは一般の方から競技者、アスリート、全ての方のパフォーマンスが上がるので是非、トライしてみてください。
呼吸はコンディショニングのスタートなので今後も少しずつご紹介して行きたいと思います。