ジムトレーナー推奨の肩こり改善方法
<なぜ肩こりがおこるのか?>
世の中のほとんどの方が肩こりを経験したことがあるのではないでしょうか。
ではなぜ、肩こりがおこるのか?
結論、それは「血のうっ血」です。つまりは姿勢不良により筋肉を緊張させ、血液の循環が悪くなった結果、「うっ血状態」=「肩こり」をおこしてしまいます。
また冬の時期、あなたが外を歩くとき「さぶっ」と言いながら肩をすくめてポケットに手を突っ込んで歩いていませんか?
私も冬、外を歩くとき勝手にカラダがそんな姿勢を無意識でとっています。肩をすくめて歩いているので同じ様に肩を緊張させ肩を上げたままいるので、寒さによって肩こりをおこすのもこの時期の特徴です。
さて、ここであなたの肩こりを改善するためにはマッサージや鍼で解決するでしょうか?
答えは「NO」です。
だめだとは言いませんが2日もすればまた元どおりです。なぜならば根本を解決していないからです。
肩こりをおこしたのは姿勢不良によるうっ血、根本は姿勢の悪さが原因でしたよね。
姿勢が悪ければ関節や筋肉の位置が変わってきます。特に猫背は肩が内巻きに入り、肩甲骨が外に広がっていきます。
また、肋骨の下にドーム型に付いている横隔膜の機能も低下していきます。そうすると普段からの呼吸にエラーが出て、カラダが緊張状態を続けリラックスができないカラダになってしまいます。姿勢が悪いことでカラダへ大きな負担になっていくのは想像がつくのではないでしょうか。
姿勢が悪いと感じているあなたが家でもできるストレッチと、日頃からできるコンディショニングを紹介します。
<内巻きの肩を正しい位置に戻す胸のストレッチ>
<スタートポジション>
①仰向けになり片側の脚を横に倒します
②倒した脚の膝を曲げ床にぴったりくっつけます
③両手を合わせたら準備OKです。
①上側の腕を床から離れない様に大きく回していきます。
②親指で床をなぞるように動かしていきましょう
③首も動かして目線は手を見ていきます。
④胸が伸びているのを感じたらこれを左右10回1セットを行いましょう
<首、肩が楽になるストレッチ>
<スタートポジション>
①あぐらをかいて腕をあげます
②腰を反らないように気をつけて反対側の手を床につけて準備OKです。
①上げた手を横に倒して背骨から曲げる意識で脇腹をストレッチします。
②横に倒した時にお尻が浮かないようにしましょう
③左右15秒1セット行いましょう
<姿勢を良くするコンディショニング>
<スタートポジション>
①壁にお尻、背中、頭をつけてあぐらをかきます
②両ひじを肩の高さまで上げたら準備OKです。
①壁に肘と手の甲をしっかりつけたまま、上下に動かします。
②腰を反らないように気をつけましょう
③背中の真ん中(肩甲骨の間)の胸椎がきつくなってくるはずです。10回2セット行いましょう
肩こりにならないようにするためにはうっ血を解消するためにカラダを動かすことです。先ほど紹介したストレッチやコンディショニングは自宅でも職場でも簡単にできるものです。
日頃から気を付けるべきポイントとして、
①普段から出来るだけ歩くこと
②デスクワークの方は30分〜1時間ごとに立って肩を動かすこと
③口呼吸をしない、鼻呼吸をする
④紹介したストレッチやコンディショニングを1日1回取り入れる
ジムに通える方はランニングマシンのトレッドミルや、エアロバイクがあるので15分もやれば額に汗をかきそれだけでもリフレッシュになると思います。カラダの専門家ならあなたの姿勢を見て、症状別に合わせた本当に効くストレッチやトレーニング方法をトレーナーが教えてくれると思いますので近くの信頼をおけるトレーナーに一度カラダを見てもらうのはいかがでしょうか?
良いジムはあなたのカラダに合わせたプランを提案してくるところです。いきなりじゃこのトレーニングをやってみましょうと言ってあなたのカラダをチェックもしないのに勧めてくるのはオススメしません。病院にいって検査もしないのに薬を出すところはいませんよね。
きちんと今のカラダの状態を細かくみてくれるジム、もしくはトレーナーのところにいきましょう。
【10秒簡単 肩こりエクササイズ】
みなさん、姿勢悪くなってませんか?さぁ、FORHコンディショニングの時間です!
日々パソコンと戦っているビジネスマン向けに簡単エクササイズです。今回は肩こり解消に効果的な運動をご紹介します。
始めに正しい方法と、悪い方法をお見せするので動画を見ながら10秒間一緒にTRYしましょう。首周辺の筋肉をストレッチすることで血流がよくなり痛みの緩和、仕事のパフォーマンス向上に繋がります。
北海道で働くみなさんの健康を目指して、痛みの改善や症状の緩和にお役立てできれば幸いです。
日々パソコンと戦う皆さんのコンディションを整え、健康的で動きやすいカラダと健康経営を目指して。