なんだかボーッとする。 あなたはテレワークで「時差ぼけ状態」に陥っていないか?!
3回目のワクチン接種を無事におえたヒゲモジャトレーナーの札幌円山パーソナルトレーニング・コンディショニングジムFORHのTakaです。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
テレワークが普及し始めてはや2年。
車や地下鉄での通勤がなくなり、時間にゆとりが生まれたという方も多いのではないのでしょうか。
一方で、テレワークやオンライン授業が普及し生活リズムが変化したことで、気分がすっきりしなかったり、集中力が低下するといった「なんとなく不調」を感じる人が増えていることも事実です。
具体例としては以下の通り。
・体がだるくて、仕事や勉強がはかどらない
・寝つきが悪かったり、眠りが浅かったりする
・イライラしたり、気分が落ち込みやすい
このような症状であれば(病院に行くほどでもないしなぁ…)と見過ごしがちです。
テレワークが普及したことにより夜型になったり、食事の時間もバラバラになったりと、生活リズムの乱れを招き、
それが上記のような症状となってあらわれている可能性が高いと言えるでしょう。
これらの不調の原因はズバリ『体内時計』
そこで今回は、こんなテーマです!
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体内時計を調整して不調なき毎日に
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『体内時計』とは、私たちの体に備わった「地球の自転周期に適応する仕組み」です。
1日は24時間ですが、体内時計もほぼ24時間になるように仕組まれています。
普段は意識することがないかもしれませんが、実は体内時計は “縁の下の力持ち” のように、私たちの心と体の健康を支えてくれていたのです。
しかし決められた時間に出社する必要のなくなった現在、『体内時計』が狂い始め”時差ぼけ”のような状態を感じ始めている人が増えているのではないのでしょうか。
それではいかにして体内時計を調整するのか?
体内時計はホルモンの分泌や自律神経の調節とも密接に関わっています。
自律神経の整え方についてはこちらの記事を参考にしてください↓
『脳神経内科医がすすめる”5行日記”のマル秘効果』 https://forh.jp/conditioning/3578/
今回は体内時計調節のための3つの朝にすべき習慣を紹介いたします。
- 朝日を利用する
- 朝食で糖質を摂る
- 朝シャワーをする
1. 朝日を利用する
朝一番に太陽の光を浴びることにより「セロトニン」という脳内物質が放出され、交感神経の働きを後押ししてくれる。
十分に分泌されたセロトニンは夜間に睡眠ホルモン「メラトニン」へと変換され、副交感神経がサポートされます。
つまり朝に太陽の光を浴びることがその日、一日の自律神経の働きを決めることに繋がります。
いつもはベッドに横になったまま見ていたスマホ。部屋の中での歯磨き。
これからはカーテンを開け放ち、窓際1m以内の場所で行いましょう。
2. 朝食で糖質を摂る
体内時計に大きな影響を与える朝食です。
糖質をしっかり摂取することが最も大事になります。朝食時にご飯やパンなどの糖質を摂ることで体内時計がリセットされ、速やかに脳の栄養となり、代謝を高めるように作用します。
脳が速やかに栄養にできるものは糖だけですので、1日の始まりに脳のエネルギーをきちんと摂るように心掛けましょう。また余裕があればたんぱく質も同時に摂りましょう。
たんぱく質にも体内時計をリセットする作用があります。
また朝にタンパク質を摂ることで筋肉が大きくなりやすい(分解を防ぐ)という研究があります。
日々トレーニングをしている方は朝に質を摂取しておきたいですね。
3. 朝シャワーをする
朝シャワーは深部体温を上げて交感神経を活性化させる有効な手段の一つです。
40度以上のお湯で脇の下や脚の付け根の鼠蹊部など、動脈やリンパ節が集まっている部位を集中的に温めると効果的です。
ただし、浴槽に浸かってしまうと血圧が下がって眠気が生じてしまうので、くれぐれもシャワーのみでおえることがポイントとなります。
出典; 石飛カノ(2021) 『Tarzan No.821』マガジンハウス出版。
いかがでしたでしょうか?
上記の3つのポイントをうまく生活に取り入れて、体内時計を自動調節モードにしましょう!